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時空間を超えて思考すれば、3倍時間を味わえる

コラム

人は今を生きることしかできません。

しかしながら、他の人より3倍長い時間を過ごすことができる方法があります。

もちろん、物理的には今この瞬間しか生きることしかできません。

ただ、いつも「過去」と「今」と「未来」を同時に考えながら生きることができれば、何も考えないより人よりも3倍の時間を味わうことができます。

3倍の時間を味わう方法

なぜなら、「今」この瞬間に「3つの時空間」を同時に考えていることになるからです。

アインシュタインの相対性理論にあるように、私たちの時間は伸び縮みします。簡単に言うと、「体感時間」という言葉があるように、楽しい時間は短く感じるし、つまらない時間は長く感じます。

このように、時間は「主観」に大いに依存します。

もちろん、相対としての時間は変わらないものさしですが、「体感時間」として人の3倍生きることは可能です。

例えば、食事のときに過去、今、未来を同時に考えることで3倍時間を味わえます。

あなたがごはんを食べている時間は「今」ですが、どうやってこのご飯ができたのかという「過去」に思考を巡らせます。

さらに、ご飯が血肉となりエネルギーとなり、あなたが将来に渡っての活動するパワーになっていく「未来」への繋がりにも想いを馳せることもできるのです。

物理的な処理スピードを速くすることは有効だが限界がある

物事の処理するスピードを上げることで、過ごせる時間を増やすことができます。

先ほどの例で言えば、食事の時間を30分から10分にすることはできますが、食事の時間を1分に短縮することは身体に支障をきたす可能性が高いと言えるでしょう。

このように、物理的に処理スピードを上げることには限界があることは明らかです。

とはいえ、処理スピードを上げることで時間を有効活用できることも事実です。

そのため、それらの物理的な動作を速くすることに加え、あなたの頭を使うという「情報空間」も同時に使ってみるとさらに良いのではないでしょうか。

あなたの頭を「今」だけはなく、「過去」と「未来」にも意識を向けるのです。

こうすることで、「時空間」を「今」「過去」「未来」の3つの空間で感じていることになります。これは、普通の人が今という時間にだけを体感しているのに対して、3倍も長い時間を生きていることになります。

もちろん、ここでいう「時間」とは「体感時間」のことですが、「体感時間」を増やし、密度を濃いものにすることが豊かな人生を過ごすことになるのでしょう。

参考:読書や投資での例

上記の「今」「過去」「未来」の3つの時空間を同時に意識する例として、読書と投資をあげたいと思います。慣れてくると同時にできるようになると思います。

また、これらを考えているうちに、新しく調べないといけないことや、次にやるべき行動が自然に見えてくるというメリットもあります。

ぜひあなたなりに考えてみてください。

読書の例

今:今読んでいる本の内容を理解することに努める

過去:その内容が過去どうだったのかを考える、過去の関連する事柄を列挙する

未来:そこで書かれている内容が未来でも起こり得るのか、未来に対してどのような影響があるかを考える

投資の例(バリュー投資家の場合)

今:現在の値(株価など)が割安かどうか、財務状況などを調べて投資する

過去:会社や業界の過去の動きを考える、なぜそのようなことになったのかを想像する、調べる

未来:想定されるバリューはどれくらいか考える、その値にどれくらいの期間で到達するのかイメージする、それらの根拠を想像し調査する

投資の例(デイトレーダーの場合)

今:現在のチャートやボラティリティを理解する、現在の相場状況を把握してトレードする

過去:過去のチャートを思い浮かべる、同じような相場ではチャートや投資家はどのように動いたのかのかを考える

未来:現在のチャートが未来にどのように影響を及ぼすかを考える、上手くいったパターンと上手くいかないパターンをイメージする

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